放課後等デイサービス
ダブルピース ワークアウト

“からだをつくる・脳をつくる”運動 ダブルピースワークアウト

ダブルピースワークアウトは、専門の理学療法士が、身体を動かすことを中心にプログラムを作り、心身ともに健康な療育を目指す放デイです。

また、マンツーマン や グループ での 運動を 通して 特に 、 「 礼儀 」 ・ 「 協調性 」 ・ 「 考える こと 」 ・「 自己 肯定感 」 を 育む ことに 力を 入れています 。

礼儀 ・・・ 運動 を する際は 挨拶に 始ま り 挨拶 に 終わり 、 挨拶の 重要性 を 学びます

協調性 ・・・ グループ 運動 で お互い 助け合 うことや、 応援 することで 協調性 を 学びます

考える ・・ ・ どうすれば 上手く なるか ・ どうすれば 勝てる か 、 ということを 自ら 考えるよう 促し 適宜 アドバイス します

自己肯定感 ・・・ 成功 体験 から 得られる 「 自己 肯定感 」 の 積み重ね により 、 さらに 難しいことへ 挑戦 する 気持ち を 育みます

コンセプトと運動プログラム

コンセプトの方向性

グループ(放デイ)で運動を行う意義

グループで行うことにより、集団行動のルールや社会性を学ぶことができます。
集団に合わせて行動する力、他の学年の子との関わり方、感情のコントロールなど、ソーシャルスキルやコミュニケーション能力の向上を目指しています。
これらの能力が向上すれば人間関係の構築がよりスムーズとなり、将来の社会生活への適応もより良いものとなるはずです。

運動プログラムの内容

ここでは運動プログラムを数例を紹介させて頂きます。運動内容とコンセプトの繋がりをご確認ください。

1対1鬼ごっこ

ルール   約6~7mの中心線の周囲で、1対1にて行います。鬼役は中心線をまたいでタッチをしない、鬼役と逃げる役どちらも中心線をまたいで走らないなど、幾つかの決まり事を設定しています。制限時間は基本30秒に設定し、鬼役と逃げる役両者とも左右どちらに回っても構いません。

効果  運動の基本能力及び思考力に効果があると考えています。短い距離でダッシュを繰り返し、鬼役のタッチから身をかわすことも必要となるので、瞬発力や敏捷性が養われると考えます。また、相手との距離を測りながら走る方向を瞬時に切り替えるという状況判断も求められるため、思考と決断力が自然と身に付くと考えます。

リズムジャンプ

ルール  音楽に合わせてリズムを取り、リズムに合わせて様々な動きを入れつつ、その動きをジャンプをし前進しながら再現していきます。まずは、手拍子にてリズムを取ることから行い、リズムを取れるようになれば、次に動きを入れていくという流れになります。

効果  自分の体を音楽に合わせて動かすことで、運動において必要となる自分の体を操作するということが鍛えられます。どのような競技においても、効率よく自分の体を操作することは重要です。また、音楽やリズムに合わせるという作業を行うことで、集中力が徐々に向上していくと考えています。

しっぽ取り

ルール  決まった広さの中で相手の後ろについている、しっぽを取ることです。自分のしっぽを守りつつも、相手のしっぽを取らないと勝てないゲームです。
制限時間は基本的に30秒に設定し、取られたら枠の中から出る場合と、取られてもそのまましっぽをとれる2種類に分けて行なっています。

効果  この運動は個人戦では基本能力及び思考力が身に付きます。また、チーム戦になればリーダー的存在の人が発言し、それに賛成する子や意見を言う子様々な立ち位置の役割分担があり、作戦や話し合いをしていくうちに協調性が生まれてくると考えます。 また、制限された広さの中で相手がどこにいるか、味方がどこにいるかを素早く正確に判断したり、しっぽを守ったり相手から逃れなければならないことから、空間認知能力や判断力も自然と身につくと考えています。

サーキットトレーニング

内容  ハードル(高さ15㎝、30㎝)、トランポリン、ミニ平均台、ラダー、輪っか、ボール、コーン、JPクッション。これらを組み合わせて、サーキットの種目を考えます。

効果  サーキットトレーニングでは「走る・跳ぶ」などの基本的能力を身につけることができると考えます。反復練習を行うことで、運動に必要な基礎を身につけることができます。また、自分が思った通りに体を動かすことができるようになれば、運動の幅が広がり子どもの可能性を広げることができます。


以上、代表的な運動を4つ紹介させて頂きました。ホームページ上では利用者が実際に運動している姿を、動画にて公開していますのでそちらもどうぞご覧下さい。

グループトレーニング

グループで運動をすることで、特に協調性を学んでいきます。
例えば、 チーム対抗性で運動をすると自然と 自 チーム内で協力意識が 芽生えます 。
また、チームのメンバー内で応援したり励ましあったりして、お互いがお互いを尊重し 合うということから 、 協調性が培われていきます。 時にはチーム間での競争意識から、相手のチームにどうすれば勝てるかということを相談し合い、自発的に考えるということも育まれます。

マンツーマン ・スモールグループ トレーニング

少人数での運動を好む、もしくは弱点を克服するためにマンツーマンでの運動を希望する方に対応する
ため取り入れています。
少人数での運動やマンツーマンでの運動により、弱点を克服していくと徐々にグル
ープトレーニングにも参加出来るようになります。

学習・余暇活動

宿題や学習課題にも対応します。
宿題のみでなく、必要に応じてコグトレや ビジョントレーニングなどを実施し、 集中力を高めることに適した作業活動も行います。
長期休暇など学校が休みの日の利用日には、工場見学や体験活動に出掛けて地域社会との交流や社会学習を行います。

成長の土台を作る

  • お子様が成長するうえで、土台となる体作りのお手伝いをします。
  • お子様に出来ることを増やし、成功体験から更なる成長を促します。
  • 少人数グループ制で取り組むことで、より手厚いケアを行います。
  • お子様の成長段階に合わせたプログラムを取り入れます。
  • 感覚統合理論もプログラムに取り入れて支援します。

W peace Workout

ボルダリング

ボルダリングは、不安定な足場を確保することから、バランス感覚も良くなり、体幹を鍛えるのに役立つのが特徴です。
 また、どのような支点を選択すれば上手くゴールできるのか策略を立てる必要があるので、思考力を鍛えることができます。

ハードル

トレーニング動作に「高さ」の要素が加わります。そのため、ランニングやステップだけでなく、ジャンプ、バランスといった調整力(コーディネーション)を養うトレーニングができます。

JP クッション

クッションとトランポリンの間のようなもので、片足でジャンプしているだけでも楽しく体幹や足首などが鍛えられます。 フィギュアスケート選手の浅田真央さんも、ジャンプの練習に使っていたそうです。

ミニ平均台

バランス感覚が養える平均台です。組み合わせにより難易度を変え、歳の違う子供たちでも一緒に運動できます。 ゴールデンエイジのコーディネーショントレーニングにおすすめです。

ラダートレーニング

ラダートレーニングでは、単に走るだけでなくステップやジャンプを組み合わせて行うことが出来ます。マスの中を走ることで視野や集中力を高めることも出来ます。同時に走力や瞬発力も鍛える効果が見込まれます。

卓球

ボールを小さなラケットで打つため、身体の使い方や俊敏性などが養えるスポーツです。相手とコミュニケーションを取りながら、楽しく取り組めます。


体幹とはその名の通り体の幹、つまり胴体のことを指します。 体幹トレーニングをすると股関節と骨盤、そして背骨をつなぐ深層のインナーマッスルを鍛えられます。 効果としては、運動能力が上がる・正しい姿勢が身に付く・怪我の予防につながる、といったことがあげられます。 最近の研究で「良い姿勢でいること」が、学習意欲、自己抑制、自己効力感などにプラスに働くことがわかっています。


瞬発力を発揮するためには神経の伝達速度が早いほど、高い瞬発力を発揮することができます。神経の伝達速度とは、「反応」にかかる時間のことで、人間の場合は0.1秒をきることはできず、その反応をいかに0.1秒に近づけるかが瞬発力へとつながります。神経系の発達とは繰り返し動作を行うことによって発達しますのでやはり同じ動作を何度も繰り返し行うことが、神経スピードを速くする方法であり、そしてそのように繰り返し行うことによって結果筋力もつきますのでさらに瞬発力は高まります。


読み書きや計算などを学習するためには、子供の視覚機能が必要です。 今まで問題なく成長してきた子供にとっては読み書きや計算が困難に思うことはありませんが、視覚機能が低下している子供にとってはすごく難しい課題となります。 子供の視覚機能に問題がある場合では、図形や絵を見て判断することができず、理解が難しいです。 トレーニングをすることによって、学習に必要な見る力や、目と手の協調性を得ることができ学習効果も期待できるでしょう。 子供のうちからしっかりとトレーニングをすることで、視覚機能を向上させることができます。


柔軟性は筋肉と腱が伸びる能力のことで、筋力・瞬発力・持久力・調整力とともに基本的な運動能力のひとつとされています。体が柔らかいということは、スポーツをするにも有利でケガをしにくいだけでなく、日常生活の健康に大切な血行や代謝の向上というメリットもあります。


認知機能には記憶、知覚、注意、言語理解、判断・推論といった要素が含まれていますが、これらのうち一つでも欠ければ学習がおいつかず、日常生活に支障をきたしてくることも考えられます。


遊びや運動を行うなかで、体の使い方がいまいちわからないという子がいます。自分の体がどう動いているのか、自分の体をどう動かせばいいのかを運動を通して認識していくことで、運動のスキルアップに繋がっていきます。また、運動時や日常生活においての怪我の予防にも繋がる重要な側面です。